ページ

2011/08/09

微かに残る乙女な私

阪神高速


土曜日。みなと花火大会の日。

この花火大会を母はずっと前から行きたがっいて、車椅子なので人込みは厳しいだろうと特等席でホテルの食事を予約していた。
当日妹の夫も見たいなぁーってことで席を譲ることにした。

ウチの二人もお出掛け。夫は仕事。花火は綺麗なんだろうなぁー。最近見てないなー。ドーンとお腹に響く音がいいよねーとチラリと思いながらも、今日も夕ご飯なしのウホウホの日かな?と思ってた午後遅く夫からメール

「俺達も花火デートしませんか?」

お?おぉ?なんです?

「花火行こうかー」とか「見に行くで」なら「はいよ」って感じなんだけど、デート。デートって・・・

こんな歳で、ましてお誘いが夫なのに返信に困ってしまった(笑)

あれま!?と思いつつ結局「OK]とだけ愛想ない返信したのに、なんやらウキウキの洋服選び。
浴衣でもと考えたけど私が着れば盆踊りの婦人会のおばちゃんになりそうなので却下。
妙にソワソワしながらメークも丁寧な自分に笑ってしまう。
挙句の果てに夫とのお出掛けには、滅多つけない香水までウリャァーとプッシュしてフィニッシュ。

出発時間的に港の方までは厳しいので、六甲山からならなんとか間に合って見れるかも?と山へドライブ~~~~♪

くねくねと車走らせてビューポイントへ向かう。

はい。渋滞。車動かず。Uターンも出来ず、腹へりへり。
ずーっと車の中にいて、帰りは手っ取り早くラーメン食って帰る。

夏のクリスマスのような花火大会。並んで見れたら浪漫といものがあったんだろうか?腕組んだりなんかしちゃったんだろうか?手なんかつないじゃったりして、きゃっ。

それより、私にもかすかな乙女心があったんだ。とたまげた土曜の夜でした。