陽が落ちて

陽が落ちるのが早くなった。5時前はすっかり夜だ。
息子は、お日様を見ないで行き、帰って来る。

すぐに暗くなると気持ちは落ち着かなくって、夏の間はのんびりしていた時間でも気は焦る。

冬の夕方って妙に心細く、帰ってきてもすぐに明かりをつけて、暖房入れて、買い物袋から冷蔵庫へ移し、ダダダーっと2階へ上がり冷たくなった洗濯ものを取り入れ。

世の妻たちは、こんな気忙しい夜にかかる時間を皆くぐり抜けているだと思う。

椅子に座って落ち着く暇もなく、食事の用意。同時進行でお風呂の用意。
子供がいるなら、塾へやらお迎えやらなんやら。

ウチはもう大学生なので、時計とにらめっこのような日は毎日ではなくなったけど、同士の皆様お疲れ様です。

そんな慌ただしい家路の途中、夕刻の近所界隈って、どこからから今晩のおかずの匂いとかして、一瞬ハっとしませんか？

カレーであったり、焼き魚。お醤油っぽい煮物の匂い。

なんだか外が寒いのもあるけど、この建物の向こうは暖かい灯りと食べ物と笑い声というのを思い浮かべる。

マッチ売りの少女な感じ。

昔、マンションに住んでいた時、廊下からお風呂の音とシャンプーの匂いとお父さんと子供の声が聞こえてきた。
すごく暖かい楽しそうな、お風呂の中独特の笑い声とお湯の音と香り。
そんな外廊下を通り抜けるのは、もうすぐ家へ帰れるという嬉しさがあった。

本日は、そんなバタバタの夕方でもなく、一人で暇ついでに、これ書いてます。
余裕～～～～

そんな私の今日の夕食はカップヌードルごはん
初めて食べた。カップヌードルの偉大さが身に沁みた。

さて口直し口直し（笑）メンタイコと高菜ごはんにしよ。